宝永元年(1704年)初代 蒲登安によって創められた当蔵は、三百年の永きに渡り、水豊かな米処飛騨古川の地で、連綿と変わることなく酒造りをしてまいりました。代表銘柄「白真弓」は万葉集の歌に由来し、飛騨の枕詞「しらまゆみ」から名付けられました。現在では、古川人の気質を言い表す「やんちゃ」をいただきました「やんちゃ酒」も大きなブランドに育ち、白真弓、やんちゃ酒を主として、発泡酒や高濃度酒、低アルコール酒など多彩なお酒をとりそろえております。酒米は主に県産「ひだほまれ」を使用し、コクがありながらも後味すっきりとした、旨みのある酒造りを目指しています。新しい清酒のあり方を追求しながらも、永年地元の方々に愛され、育てられてまいりました酒の味わいを大切に、守ってゆきたいと思っております。

